- 日本アクア(1429)は、建物の「断熱施工(現場発泡ウレタン等)」を軸に稼ぐ会社。
- 省エネ基準の強化・GX(高性能住宅/建築)支援は中長期の追い風になりやすい一方、住宅着工や施工制約(人手/コスト)の影響は受けやすい。
- 配当は会社予想1株35円。基準日株価ベースで利回りは3%台後半(後述)。
※本記事は投資助言ではありません。最終判断はご自身でお願いします。
このブログは「節約して浮いたお金で、コツコツ投資」がコンセプト。
本記事は“買い煽り”ではなく、自分用の監視銘柄メモとして残します。
データの前提(基準日の明記)
基準日:2026/1/23
※株価・指標は基準日時点の情報をベースに記載しています(株価は終値)。
※配当・EPSなどは「会社予想/決算資料/株価情報サイト表示」を参照しています。
1. 会社概要:日本アクアってどんな会社?

日本アクア(1429)って、どんな会社ですか?

一言でいうと、「建物を“断熱施工”で快適にする会社」です。
現場で発泡して吹き付ける断熱材(例:アクアフォーム)など、
施工ネットワーク×断熱で稼ぎやすいモデルですね。
(出典)会社概要/事業紹介:日本アクア公式サイト
2. 会社概要
- 主な事業:建築断熱用の硬質ウレタンフォーム等の販売・施工、住宅省エネ関連部材の開発・製造・販売
- ポイント:断熱性能の需要は「景気(着工)」だけでなく、制度・省エネ規制の強化でも底上げされやすい領域
(補足)製品例:現場発泡の吹付け断熱材「アクアフォーム」など
3. 直近の状況(決算・業績のざっくり)
3-1. 2025年12月期 第3四半期(累計)のサマリー
決算短信(非連結)より、2025年12月期 第3四半期累計(2025/1/1〜2025/9/30)は以下(単位:百万円)。
| 項目 | 2025年12月期 3Q累計 | 前年差(参考) |
|---|---|---|
| 売上高 | 24,288 | +16.7% |
| 営業利益 | 1,740 | +14.4% |
| 経常利益 | 1,753 | +13.3% |
| 四半期純利益 | 1,186 | +13.7% |
| 自己資本比率 | 46.2% | (前年差 +2.4pt) |
(出典)日本アクア「2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2025/11/7公表)
3-2. 通期会社予想(決算短信より)
| 項目 | 2025年12月期(会社予想) |
|---|---|
| 売上高 | 34,360(百万円) |
| 営業利益 | 3,004(百万円) |
| 経常利益 | 3,062(百万円) |
| 当期純利益 | 2,067(百万円) |
| 予想EPS | 65.80(円) |
| 配当(予想) | 35.00(円/株) |
(出典)日本アクア「2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」
4. 投資目線での見える化(配当・バリュエーション)
基準日(2026/1/23)の終値:899円
※「基準日終値」を表の外に明記
| チェック項目 | 値(基準日ベース) | メモ |
|---|---|---|
| 予想1株配当 | 35.00円 | 会社予想 |
| 予想配当利回り | 約3.89% | 35 ÷ 899 |
| 予想EPS | 64.80 | 株価情報サイト表示(会社予想) |
| 実績BPS | 333.87 | 株価情報サイト表示(実績) |
| 予想PER | 約13.87倍 | 899 ÷ 64.80 |
| PBR | 約2.69倍 | 899 ÷ 333.87 |
(出典)株価・配当・EPS/BPS:Yahoo!ファイナンス(日本アクア 1429)/株価時系列(2026/1/23終値)
5. 競合比較(情報収集時点:株価のみ)
比較は優劣をつけるためではなく、株価スケール感を見るためのメモです。
※各銘柄の株価は 2026/1/23 の終値
※「終値と注釈」を表の外に明記(ご指定どおり)
| 区分 | 銘柄 | コード | 終値(2026/1/23) | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 本命(監視) | 日本アクア | 1429 | 899円 | 断熱施工(現場発泡ウレタン等) |
| 関連(大手) | 旭化成 | 3407 | 1,526円 | 建材・住宅関連を含む |
| 関連(大手) | 積水化学工業 | 4204 | 2,822.5円 | 住宅/建材関連を含む |
| 関連(素材) | JSP | 7942 | 2,576円 | 発泡樹脂など(用途は幅広い) |
(出典)各銘柄の株価時系列(Yahoo!ファイナンス)
6. 2026年の見通し
6-1. 業界動向:省エネ強化は“断熱”に追い風
- 新築の省エネ基準適合の義務化など、制度面で省エネ・断熱の要求水準が上がる流れが続いています。
- GX(高性能住宅/建築)支援も、断熱性能の高度化を後押しする要因になり得ます。
(参考)国土交通省:省エネ基準適合義務制度に関する資料/経済産業省:GX志向型住宅等に関する資料・発表
6-2. 外部環境:日本(住宅着工・人手)/世界(コスト・金利)
- 住宅着工の振れ:省エネ義務化の“駆け込み/反動”などで短期の波が出やすい。
- 施工制約(人手・賃金・安全):受注があっても施工体制が詰まると機会損失。逆に、施工ネットワークは参入障壁にもなり得ます。
- 原材料・物流・金利:素材系はコスト影響、住宅はローン金利/景況感の影響が出やすい。
7. 長期で見るなら、何を監視する?

長期保有目線だと、どこを見ておくのが良さそうですか?

私はこの3点を“毎回同じ基準”で見ます。
①断熱の追い風が「数量」ではなく「高性能化(単価/粗利)」に効いているか
②着工の波を、建築物・防水・リフォーム等でどこまで平準化できるか
③配当の持続性:無理のない範囲で維持/増配が続いているか(方針・利益・CFの整合)
(出典)中期経営計画/配当方針(累進配当導入)・決算短信・省エネ/GX関連の公的資料
8. 私のチェックリスト(次の決算でここを見る)
- 日本アクアは「断熱施工」を軸に、省エネ強化という構造要因の追い風が期待できる。
- 一方で住宅着工の波・施工制約・コスト要因があるため、業績の伸び方(単価/粗利)を定点観測。
- 配当は会社予想1株35円。基準日株価ベースで利回りは約3.89%(3.0%超)で“監視しやすい”水準。
参考サイト
- Yahoo!ファイナンス:日本アクア(1429)株価時系列(2026/1/23終値の確認)
- Yahoo!ファイナンス:日本アクア(1429)配当情報(会社予想)
- Yahoo!ファイナンス:日本アクア(1429)株価・参考指標(EPS/BPSなど)
- 日本アクア:会社概要
- 日本アクア:決算短信(IR)
- 日本アクア:2025年12月期 第3四半期決算短信(PDF)
- 日本アクア:配当方針の変更(累進配当導入)
- 国土交通省:建築物省エネ法(住宅)
- 国土交通省:改正建築物省エネ法・建築基準法等 説明資料(PDF)
- 経済産業省:GX志向型住宅等の支援強化(発表)
- Yahoo!ファイナンス:旭化成(3407)株価時系列(比較用)
- Yahoo!ファイナンス:積水化学工業(4204)株価時系列(比較用)
- Yahoo!ファイナンス:JSP(7942)株価時系列(比較用)

