おはようございます、株山(かぶやま)です。
結論だけ先に知りたい方は、すぐ下の3つのポイントをどうぞ。8月3日は日経平均607円安、値下がり169銘柄でした。株山が考えたいのは、下落がテクノロジーだけに偏ったのか、それとも市場全体へ広がったのかです。
日経平均構成225銘柄では値上がり52、値下がり169、変わらず4でした。指数の下落と値下がり銘柄の多さが重なっており、保有株まで弱かった可能性を分けて見る必要があります。
前夜のREVIEWでは、金曜の急騰が市場全体の強さとして続かなかったと整理しました。今朝は、その弱さが続くと決めつけず、値上がり銘柄や複数業種へ買い戻しが広がるかを観察します。
朝までに、前夜の見方を大きく変える新材料は確認できませんでした。
今日の3つのポイント
- 日経平均は前日比607.12円安、0.94%下落しました。
- 日経225は値上がり52銘柄に対し、値下がり169銘柄でした。
- テクノロジーの押し下げが大きい一方、今日の買いが複数業種へ戻るかで見方を変えます。
前夜のREVIEWで確認したこと
前夜は、金曜の4%高が週明けに続かず、日経225と東証プライムの双方で値下がり銘柄が多かったことを確認しました。
テクノロジーの下落が最大でしたが、売りは複数業種へ及びました。高配当株は指数だけで一括売買しません。
▶ 2026年8月3日版|日経平均607円安、金曜の急騰は市場全体へ続かなかった
株山 WATCH|買い戻しが複数業種へ広がるか
株山 WATCHでは、今日の値動きを予想するのではなく、夕方に答え合わせする観察ポイントを整理します。

前夜の確認:前夜は、金曜の4%高が週明けに続かず、日経225と東証プライムの双方で値下がり銘柄が多かったことを確認しました。
今日気になること:前日の売りに対して、今日は市場全体へ買い戻しが広がるか。
前夜から引き継ぐ見方:テクノロジーだけが反発しても、値上がり銘柄やほかの業種が増えなければ、市場全体の強さが戻ったとは判断しません。
夕方までに確かめること:値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回るか、テクノロジー以外の複数業種へ買いが広がるか、業績・配当方針が変わらない保有株へ買いが戻るか。
高配当・長期保有:高配当株は指数だけで一括売買せず、業績・配当方針が変わらない保有株へ資金が戻らなければ買い増しを急ぎません。
この記事の内容
8月3日の下落はどこまで広がったか
確認できた事実――日経平均と騰落銘柄数
日経平均は63,754.90円で、前日比607.12円安、0.94%下落しました。日経225の騰落数は値上がり52、値下がり169、変わらず4です。
業種別の指数寄与では、テクノロジーが492.58円押し下げました。資本財・その他は69.11円、素材は51.35円、金融は29.84円のマイナス寄与でした。一方、消費財は46.16円のプラス寄与です。
株山の見立て――値下がり169銘柄が示す広がり
テクノロジーの影響が最も大きい一方、値下がり銘柄は日経225の約4分の3に達しました。だから、特定業種だけの下落とは言い切れません。ただし、日経平均の騰落数だけで東証全体の弱さまで断定することもできません。
今日の焦点――買い戻しがどこまで広がるか
今日の焦点は、前日の売りが続くかではなく、買い戻しがどこまで広がるかです。テクノロジーが下げ止まっても、値上がり銘柄が増えなければ、市場全体の強さが戻ったとは判断しません。
夕方に答え合わせする3つの条件
- 値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回るか
- テクノロジー以外の複数業種へ買いが広がるか
- 業績・配当方針が変わらない保有株へ買いが戻るか
3項目は大引け後の確認値で評価し、確認できない項目は翌朝へ持ち越します。
高配当・保有株をどう見るか
高配当の保有株は、指数安だけを理由に売買せず、業績と配当方針に変化がなければ買い増し候補として残します。 前日の下落が市場心理によるものでも、減配や利益率悪化が確認された銘柄は同じ扱いにしません。
見方を維持・変える条件
現在の仮説は、値下がりが多く、前日の弱さがテクノロジー以外の業種にも広がっていたというものです。市場全体への買いが戻るまでは買い増しを急がず、今日の騰落銘柄数と業種の反応で判断を更新します。
この見方を支持する条件
値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回り、テクノロジー以外の複数業種も弱い場合は、市場全体への売りが続いていると判断します。
慎重に見る条件
日経平均だけが反発し、値上がり銘柄や強い業種が増えない場合は、市場全体への買いが戻っていないため買い増しを急ぎません。
見方を変える条件
値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、テクノロジー以外の複数業種へ買いが広がるなら、市場全体の強さを再評価します。
株山のひとこと
まとめ
8月3日は日経平均が607.12円下落し、日経225では値下がり169銘柄となりました。テクノロジーの押し下げが最大でしたが、下落は複数業種に及んでいます。
株山の現在の判断は、指数の方向だけでなく騰落銘柄数と業種の広がりを重く見ることです。高配当株は業績と配当方針を個別に確認し、値上がり銘柄が増えて複数業種へ買いが戻った場合に、買い増し候補の検討を一段進めます。
次に確認するのは、寄り付き後の値上がり・値下がり銘柄数と、テクノロジー以外の業種へ買いが戻るかです。
参考リンク
本記事は公開情報を基にした考察で、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身の方針とリスク許容度に応じて行ってください。



607円安より重く見たのは、値下がり169銘柄です。テクノロジーの影響は大きくても、弱さは一部だけではありません。だから高配当の保有株は指数でまとめず、業績と配当方針が変わっていない銘柄を選びます。今日、複数業種へ買いが戻るなら、市場全体の見方を変えます。