おはようございます、株山(かぶやま)です。
7月28日の日本市場では、TOPIXが2.52%下落しました。日経平均構成225銘柄では、値上がり84、値下がり141、変わらず0でした。指数の下落と銘柄の広がり、業種別寄与を組み合わせ、弱さの中身を見ていきます。
今日の3つのポイント
- 7月28日の動き:TOPIXは2.52%下落し、日経平均構成銘柄では値下がりが優勢
- 業種別寄与:テクノロジー区分の押し下げが目立った
- 次に見ること:値下がりの広がりが縮小するか、テクノロジー以外の寄与がどう変わるかを見ます
この記事の内容
前日の株山のニュース斜め読み
前日の夕方記事では、日経平均を含む7月28日の市場の動きを整理しました。
今朝の記事では、同じ日の下落を騰落銘柄数と業種別寄与から、もう一段詳しく見ていきます。
▶ 前日の斜め読み:「2026年7月28日版|日経平均急落の中身と、引け後IRを読む」
7月28日の日本市場
TOPIXは前日比102.48ポイント下落(騰落率-2.52%)でした。日経平均構成225銘柄の内訳は、値上がり 84 / 値下がり 141 / 変わらず 0でした。
- 日経平均は62,364.92円、前日比2,566.27円安(騰落率-3.95%)
- TOPIXは3,963.59ポイント、前日比102.48ポイント下落(騰落率-2.52%)
- 日経平均構成225銘柄の内訳は、値上がり 84 / 値下がり 141 / 変わらず 0でした
- 日経平均の業種別寄与では、押し下げ寄与はテクノロジー -2,475.5円 / 素材 -247.14円 / 資本財・その他 -109.88円 / 金融 -42.56円。押し上げ寄与は消費財 +305.7円 / 運輸・公益 +3.12円
TOPIXは、東証プライム市場の時価総額を幅広く反映する指数です。騰落数は日経平均を構成する225銘柄の内訳です。東証市場全体の値上がり・値下がり銘柄数ではありません。
今日の焦点
対象日:2026年7月28日。
7月28日の焦点は、TOPIXの2.52%下落と、日経平均構成225銘柄の値下がり優勢です。
確認できた事実
日経平均は-3.95%、TOPIXは-2.52%でした。日経平均の騰落率はTOPIXを1.43ポイント下回りました。
日経平均構成225銘柄の内訳は、値上がり 84 / 値下がり 141 / 変わらず 0でした。これは東証市場全体の騰落数ではありません。
日経平均の業種別寄与では、テクノロジー区分が-2,475.5円押し下げました。
ここでいうテクノロジーは、情報通信や電子機器など技術に関係する企業をまとめた区分です。
この押し下げ寄与は日経平均の下落幅に対して約96.5%に相当します。日本市場全体の下落割合を示す数字ではありません。
数字から読み取れること
テクノロジーの下押しに対し、消費財が305.7円、運輸・公益が3.12円押し上げました。別の区分が一部を相殺したため、日経平均全体は-2,566.27円の下落にとどまりました。
日経平均は株価の高い銘柄の影響を受けやすく、TOPIXは東証プライム市場の時価総額を幅広く反映します。指数構成の違いも、騰落率差を見るうえで重要です。
幅広い銘柄が下落した面と、日経平均への影響が大きい区分が下げ幅を増幅した面の両方が確認できます。
そのため、市場全体が均等に売られたとも、一部の銘柄だけが下がったとも言い切れません。
現時点で言えないこと:日経平均構成225銘柄の騰落数だけでは、東証市場全体への広がりや、大型株から中小型株への資金移動は断定できません。
株山はここを見ました
日経平均構成銘柄では、値下がりが値上がりを上回りました。一方、日経平均はテクノロジー区分の影響を強く受け、TOPIXより大きく下落しました。株山は、市場に広がった弱さと、特定区分に偏った下押しを分けて見たいと考えました。
株山のニュース斜め読み
ここからは株山の仮説です。確認できた市場データを組み合わせた見方であり、値動きとの直接的な因果関係が確認されたものではありません。
株山は、7月28日の下落には、幅広い銘柄の弱さに加え、テクノロジー区分の大きな押し下げが日経平均の下げ幅を増幅した可能性もあると見ています。次の市場で値下がり銘柄数が減り、テクノロジー以外の寄与が改善すれば、一様なリスク回避と決めつけるのは早いと考えます。反対に、値下がりの広がりとマイナス寄与が他の区分へ拡大する場合は、この見方を変えます。
株山のもうひとメモ
騰落銘柄数は、上がった銘柄と下がった銘柄の広がりを見る数字です。業種別寄与は、指数全体の上下をどの業種・区分がどれくらい動かしたかを見る考え方です。今回は、値下がり141銘柄と弱さが広がる一方、テクノロジーの-2,475.5円寄与が日経平均の下げ幅を特に大きくしました。両方を見ると、広がりと偏りを混同せずに整理できます。
次に見るポイント
株山のひとこと
大きく下げた数字を見ると身構えますが、全部が同じように売られたのか、特定区分が指数を大きく押し下げたのかを、落ち着いて分けて見たいと思います。
職場での会話なら
日経平均は大きく下がりましたが、市場全体が同じように売られたのかは、もう少し中身を見る必要がありそうです。
まとめ
前日は銘柄の弱さが広がる一方、日経平均の下げ幅にはテクノロジー区分の大きな影響も重なりました。次の市場では、騰落の広がりと業種別寄与の変化を分けて確認します。
7月20日の記事では、休場明けに確認するポイントを整理しました。今回は、7月28日の市場データをもとに、次の取引でどこを見るかを具体化します。

