- どんな会社? 通信キャリア・都市インフラ・システムソリューションの3本柱で社会インフラを支える建設/エンジ系。
- 直近(3Q累計) 売上・利益ともに増加。一方で特別利益(売却益)も入っているので“本業と一過性”は分けて見る。
- 配当 会社予想で年66円程度(情報収集時点)。利回りは2%台前半〜中盤の水準感。
※本記事は投資助言ではありません。最終判断はご自身でお願いします。
データの前提
基準日:2026/2/20 終値:2,876.5円
※株価・株式指標は基準日時点の表示値(終値ベース)を採用しています。
※3Q短信は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していない旨の記載があります(CFは通期資料で別途確認の扱い)。
1. 会社概要

エクシオグループ(1951)って、どんな会社ですか?

一言でいうと、「社会インフラ(通信・電気・都市)を作って運用まで支える会社」だね。
通信キャリア、都市インフラ、システムソリューションの3領域で受注し、工事・保守・運用に広げていくのが特徴。
(会話で触れた出典:2026/3期 3Q決算短信のセグメント説明)
2. 会社概要
- 主な柱:通信キャリア/都市インフラ/システムソリューション
- 投資目線:インフラ工事は景気より「投資計画・更新需要・政策」に左右されやすい一方、工事採算(原価/人件費)で利益がブレやすい
- 注目点:受注(積み上げ)と、売上・利益(実行)の両方を見ていくのが相性いい
3. 直近の状況(3Q累計)
3-1. 3Q累計の損益(連結)
2026年3月期 3Q累計(2025/4/1〜2025/12/31)
| 項目 | 当3Q累計 | 前年差(参考) |
|---|---|---|
| 売上高 | 520,995百万円 | (前年差:+18.6% と記載あり) |
| 営業利益 | 28,815百万円 | (前年差:+45.7%) |
| 経常利益 | 29,390百万円 | (前年差:+40.5%) |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 19,525百万円 | (前年差:+70.1%) |
(出典:2026年3月期 第3四半期決算短信)
3-2. セグメントの概況(受注・売上・利益)
3Q累計のセグメント別(単位:百万円)
| セグメント | 受注高 | 売上高 | セグメント利益 |
|---|---|---|---|
| 通信キャリア | 196,800 | 175,002 | 15,863 |
| 都市インフラ | 180,317 | 159,215 | 6,475 |
| システムソリューション | 227,828 | 186,777 | 6,477 |
(出典:2026年3月期 第3四半期決算短信)
4. 【重要】“見かけの利益”は分解して見る(特別利益あり)
4-1. 特別利益の中身
- 固定資産売却益:809百万円
- 投資有価証券売却益:1,675百万円
こういう売却益は毎年出るとは限らないため、長期目線では営業利益・経常利益(本業寄り)も併せて確認します。
(出典:2026年3月期 第3四半期決算短信)
4-2. “正規化”の考え方(超ざっくり)
正規化の発想:「純利益」だけで判断せず、本業(営業/経常)を中心に“来期も続きそうか”を見る。
特別要因が大きい年ほど、この切り分けが効きます。
5. 投資目線の見える化(配当・指標)
※株価指標は 2026/2/20 終値(2,876.5円)を基準
(注釈は表の外に配置)
| 項目 | 値(情報収集時点) | メモ |
|---|---|---|
| 株価(終値) | 2,876.5円 | 基準日固定(比較のブレ防止) |
| 1株配当(会社予想) | 66円 | 連続増配の履歴も確認しやすい |
| 予想配当利回り | 2.29% | 66 ÷ 2,876.5(概算) |
| 予想EPS(参考) | 151.4 | 投資指標サイト表示値(更新日に注意) |
| 概算PER(参考) | 約19.0倍 | 2,876.5 ÷ 151.4(概算) |
| 実績BPS(参考) | 1,570.96 | 投資指標サイト表示値(更新日に注意) |
(出典:配当は各配当情報サイト、EPS/BPSは投資指標サイト表示、株価はYahoo時系列)
6. 競合比較(分析なし:株価スナップショット)
比較は“温度感”のため。完全同業ではありません。
※株価は基準日(2026/2/20)近辺の終値で確認してください
- 大手通信建設:コムシスHD、ミライト・ワン、協和エクシオ など(※比較候補)
※比較表を作る場合は「終値・利回り・時価総額・立ち位置」までに留めると、シリーズの再現性が上がります。
7. 2026年の見通し(外部環境の影響)

2026年の見通しはどう見ればいいですか?

私は3つで整理するよ。
①通信投資(更新・データ需要)
②都市インフラ投資(データセンター/電力/道路更新)
③人件費・工事採算(ここが利益を揺らす)。
この3つが揃うと強いけど、逆に言えば“採算”が崩れると利益は落ちやすい。
(会話で触れた出典:3Q決算短信のセグメント概況)
8. リスク(長期保有で先に知っておきたい)
- 工事採算(原価/人件費):受注があっても利益が削られるケース
- 特別要因のブレ:売却益が入った年は“次も同じ”と思わない
- 投資サイクルの波:通信・インフラの投資計画が後ろ倒しになるリスク
9. 私のチェックリスト(次の決算でここを見る)
- 受注:セグメント別の受注が維持できているか(積み上げ)
- 利益率:売上が伸びても利益率が落ちていないか(採算)
- 一過性:特別利益/損失の有無(正規化の材料)
- 株主還元:配当66円予想が維持されるか/自己株取得など
10. まとめ(監視銘柄としての結論)
- 3Q累計は増収増益。セグメント利益も全体として改善。
- 一方で特別利益があるため、長期目線では「本業(営業/経常)+採算」を中心に見る。
- 配当は会社予想で年66円程度(情報収集時点)。“配当をもらいながら四半期で確認”がやりやすいタイプ。
参考サイト(記事末尾に貼り付け用)
■株価(基準日:2026/2/20) - Yahoo!ファイナンス:エクシオグループ(1951)株価時系列 https://finance.yahoo.co.jp/quote/1951.T/history ■決算(直近) - 2026年3月期 第3四半期決算短信(PDF) https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260206/20260205548839.pdf ■配当(参考) - みんかぶ:配当情報(1951) https://minkabu.jp/stock/1951/dividend - 銘柄スカウター(マネックス):配当履歴(1951) https://scouter.monex.co.jp/report/dps/1951 ■会社ニュース(決算・業績予想修正・自己株式関連の入口) - 2026年3月期 第3四半期決算短信 掲載(エクシオ公式) https://www.exeo.co.jp/news/7777.html

