今回は、以前投稿したこちらの記事の後追い(振り返り)です。
- 勝手に注目株 #01:アミファ(7800)
結論からいうと、株価上昇の直接トリガーは“決算(1Q)の大幅増益”でした。
ただし、それだけで終わらず、「なぜ市場が評価を変えたのか」「今後どこを見ればいいのか」を、当ブログらしく“見える化”します。
1. どれくらい上がった?(株価の事実)
当時の記事では、記事作成時点(2026/1/17)の終値=678円を前提に整理していました。
その後、2月に入って急上昇し、2026/2/17終値は1,228円。
ざっくり 約1.8倍(ほぼ2倍近い) です。
2. 何が起きた?(上昇の“引き金”)
上昇のきっかけはシンプルで、2026年9月期 第1四半期(10-12月)の決算が強かったこと。
ポイントはここです。
- 売上高は微減でも、利益が大きく伸びた
- 営業利益が前年同期比で+149.9%
- そして何より、1Qの営業利益(350百万円)が、会社の通期営業利益予想(275百万円)を超えた
この「通期計画を1Qで超える」形は、マーケット的にインパクトが出やすいです。
結果として「想定より稼げるかも」という再評価が一気に進みました。
3. 株価が“飛びやすい”条件も揃っていた(小型株の需給)
アミファはもともと時価総額が大きい銘柄ではなく、出来高も日によって波があります。
こういう銘柄は、
- 良い材料が出たときに買いが集中しやすい
- 需給が傾くと、値が飛びやすい
という特徴があります。
実際、決算発表(2/10)を境に株価の段差ができ、数日で一段上に切り上がりました。
(2/13には年初来高値もつけています)
4. “上昇の理由”をもう一段分解(利益の質)
決算が良かった、で終わると「次も上がる?」の判断ができません。
なので当ブログの視点で、もう一段分解します。
4-1. 市場が見たのは「本業の強さ」か「一過性」か
以前の記事でも書いた通り、アミファは一過性(特別要因)が混ざりやすい局面がありました。
だからこそ、
- 営業利益・経常利益(本業寄り)
- 粗利の動き
- キャッシュ(営業CF)
このあたりが“継続性チェック”の肝です。
今回の上昇は、少なくともマーケットが
「今期は“見かけ”だけじゃなく、利益がちゃんと出そう」
と感じたことが大きいと思っています。
(※ただし、ここは次の決算で“確信”に変わるかを確認したいところ)
5. じゃあ今後はどこを見る?(上がった後のチェックポイント)
上がった後ほど「見る場所」を固定した方がブレません。
私は次の3点を“定点観測”します。
① 1Qの勢いが“続く形”か(利益の再現性)
- 1Qが良すぎた場合、2Q以降の落差が出ることがあります
- 「良かった理由」が一過性なら、株価の反動も出やすい
→ 次の決算で「同じ質の利益」が出ているかを確認
② 粗利(売上総利益)の耐久力
この銘柄は、円安・原価・物流で振れやすい。
結局ここに尽きます。
→ 粗利が守れれば、配当も守りやすい
→ 粗利が崩れると、配当の持続性が怪しくなる
③ 配当の“継続性”(方針と数字の整合)
当初注目した理由が「配当水準が読みやすい」だったので、ここはブレずに。
→ 配当は据え置きか、増配余地があるのか
→ 無理な配当になっていないか(利益・CFと整合しているか)
6. まとめ:今回の上昇からの学び(勝手に注目株の使い方)
今回のアミファの上昇は、
- 決算(1Q)の大幅増益
- 通期計画を超える利益進捗
- 小型株の需給で値が飛びやすい
この3点が噛み合った結果でした。
「勝手に注目株」は、買うための記事というより、
“見える化して、次に判断できる状態を作る”ためのメモにしたいと思っています。
上がった後こそ、淡々と「粗利・本業利益・CF・配当」を見ていく。
これが今の方針です。
■当時の投稿(勝手に注目株 #01:アミファ)
https://moshikabublog.com/katte-ni-chumoku-01-amifa-7800/
■決算(適時開示):2026年9月期 第1四半期決算短信(PDF)
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260210/20260209552103.pdf
■株価(終値・時系列の確認)
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7800.T/history


