日経平均は111.16円安でしたが、構成225銘柄は141銘柄が上昇し、買いはテクノロジーだけでなく金融・素材・資本財などへ広がりました。
前日の全面安から、買い戻しはどこへ広がったか
今日の3つのポイント
- 日経平均は64,214.48円、前日比-111.16(9月3日)でした。
- 前日は日経平均構成225銘柄のうち210銘柄、東証プライムでは1,436銘柄が下落しました。9月3日はそれぞれ値上がり141銘柄、805銘柄へ反転し、セクター寄与も全区分マイナスから金融・素材・資本財・運輸公益のプラスへ変化しました。指数はなお小幅安でも、買い戻しは一部のテクノロジー主力株だけにはとどまりませんでした。
- 9月2日の全面安に比べ、9月3日は値上がり銘柄が優勢となり、買い戻しは複数業種へ及びました。
株山 REVIEW|指数と銘柄数から市場の中身を確認
当日の値動きから市場の中身を確認し、次の市場で見方を変える条件まで整理します。

株山が気になったこと:前日は日経平均構成225銘柄のうち210銘柄、東証プライムでは1,436銘柄が下落しました。9月3日はそれぞれ値上がり141銘柄、805銘柄へ反転し、セクター寄与も全区分マイナスから金融・素材・資本財・運輸公益のプラスへ変化しました。指数はなお小幅安でも、買い戻しは一部のテクノロジー主力株だけにはとどまりませんでした。
保有株・監視銘柄では:保有株をテクノロジー、消費関連、金融、素材・資本財に分け、戻り方の差を見ます。
次に見ること:改善した騰落数と複数業種のプラス寄与が次の市場でも続くかを見ます。
この記事の内容
当日の値動きから何が分かったか
前日の全面安から、買い戻しはどこへ広がったか
9月2日の全面安に比べ、9月3日は値上がり銘柄が優勢となり、買い戻しは複数業種へ及びました。
一日の結果だけで買い戻しが定着したか、次の市場の方向までは断定できません。
指数と騰落銘柄数から市場の広がりを読む
日経平均は64,214.48円、前日比-111.16(9月3日)でした。
日経平均構成225銘柄では、値上がり141銘柄、値下がり82銘柄(9月3日)でした。
東証プライム騰落銘柄数は、値上がり 805 / 値下がり 685 / 変わらず 65 / 比較できず 0(9月3日)でした。
9月2日から9月3日にかけて、日経平均構成225銘柄は値上がり14・値下がり210から値上がり141・値下がり82へ、東証プライムは値上がり100・値下がり1,436から値上がり805・値下がり685へ変化しました。
このため、指数の方向だけでは保有株全体の強弱を判断できません。
業種別寄与から指数の中身を確かめる
日経225セクター寄与は、資本財・その他 +28.35円、金融 +26.34円、素材 +18.76円、運輸・公益 +9.02円、消費財 -179.47円、テクノロジー -14.15円(9月3日)でした。
9月2日は日経225の6区分がすべてマイナス寄与でしたが、9月3日は資本財・その他、金融、素材、運輸・公益がプラス寄与へ転じました。一方、消費財は179.47円のマイナス寄与となり、テクノロジーの14.15円のマイナス寄与と合わせて日経平均を抑えました。
高配当・長期保有ではどう見るか
テクノロジー比率の高い保有株、消費関連、金融、素材・資本財、その他の保有株に分け、指数の下落だけで一括判断せず、どの群に買いが戻ったかを比較します。
見方を維持する条件と変える条件
見通し:現在の見方
9月3日は指数の小幅安と値上がり銘柄優勢が同時に起きました。消費財の179.47円のマイナス寄与が複数業種のプラス寄与を上回ったため、日経平均の方向と市場内部の買いの広がりを分けて見る必要があります。
この見方が強まる場合
日経平均構成銘柄と東証プライムで値上がり優勢が続き、金融・素材・資本財など市場全体への広がりも続くなら、この見方が強まります。
別の見方へ切り替える場合
値下がり優勢へ戻るか、プラス寄与が少数区分へ縮み、消費財の弱さがさらに広がるなら、この見方を見直します。
- 日経平均構成225銘柄と東証プライムの値上がり・値下がり数
- 金融・素材・資本財・運輸公益のプラス寄与が続くか
- 消費財のマイナス寄与が縮小するか
株山のひとこと

株山は、確認できた指数と市場の中身を分けて見ます。テクノロジー比率の高い保有株、消費関連、金融、素材・資本財、その他の保有株に分け、指数の下落だけで一括判断せず、どの群に買いが戻ったかを比較します。値下がり優勢へ戻るか、プラス寄与が少数区分へ縮み、消費財の弱さがさらに広がるなら、この見方を見直します。次の市場では、日経平均構成225銘柄と東証プライムの値上がり・値下がり数を確かめます。
まとめ
日経平均は小幅安でしたが、値上がり銘柄は優勢で、金融・素材・資本財などへ買いが広がりました。指数を抑えた消費財の弱さと、市場内部の改善を分けて捉え、次はこの広がりが続くかを確認します。
確認に使った一次情報
- Nikkei Indexes|日経平均・構成銘柄騰落・セクター寄与|2026年9月3日
- JPX|株式市場サマリー|2026年9月3日
- Nikkei Indexes|9月2日の日経平均・構成銘柄騰落・セクター寄与|2026年9月2日
本記事は公開情報を基にした考察で、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身の方針とリスク許容度に応じて行ってください。


