【今更聞けない株の話】第3回:東証って何?他と何が違うの?

株式取引の基礎知識
この記事のポイント
  • 東証(東京証券取引所)は、株が売買される日本の中心的な取引所
  • 取引所の役割は「売買の場」だけでなく、ルール公平性情報の見える化を支えること
  • 売買が多い(流動性が高い)ほど、取引がしやすく価格も安定しやすい傾向
  • 東証の中にも市場区分がある(プライム等)。次回で整理します

1. 東証って結局なに?

学生
学生

ニュースで「東証」ってよく聞くんですが、結局なにをしてるんですか?

ジャーナリスト
ジャーナリスト

一言でいうと、東証は株の売買が成立する“舞台”だね。
日本で一番よく使われる取引所のイメージでOK。

学生
学生

第2回で「取引所=舞台」って言ってましたよね。

ジャーナリスト
ジャーナリスト

そう。それが東証(東京証券取引所)。
ただし、東証がやっていることは「売買を成立させる」だけじゃないんだ。


2. 東証の大事な仕事①:ルールを作って“公平な取引”を守る

学生
学生

売買を成立させる以外に、何があるんですか?

ジャーナリスト
ジャーナリスト

まず大事なのはルール
みんなが同じルールで取引できるようにして、公平性を守る。

  • 取引の時間や方式を決める
  • 不公正な取引が起きにくい仕組みを整える
  • 市場としての信頼を保つ(これが地味に重要)
学生
学生

確かに、ルールがないと怖くて参加できないですね。

ジャーナリスト
ジャーナリスト

そう。個人投資家が安心して参加できる土台づくりが、取引所の価値でもある。


3. 東証の大事な仕事②:「情報が出る仕組み」を整える

学生
学生

情報が出る仕組み?

ジャーナリスト
ジャーナリスト

上場企業は、重要な情報を投資家にきちんと伝える必要があるよね。
東証は、そのための枠組み(開示ルール)を支えている。

ジャーナリスト
ジャーナリスト

ざっくり言うと、

  • 企業が重要情報を出す(決算、業績見通し、重要な出来事など)
  • 投資家はそれを見て判断する
  • その情報が「見える状態」で揃っているから、市場が成り立つ
学生
学生

なるほど…。情報が出ないと、噂だけで動いちゃいそう。

ジャーナリスト
ジャーナリスト

そういう混乱を減らす意味でも、取引所の存在は大きい。


4. 東証の大事な特徴:流動性が高い(=売買が集まりやすい)

学生
学生

東証が「日本の中心」っていうのは、具体的に何が違うんですか?

ジャーナリスト
ジャーナリスト

ポイントの一つが流動性
簡単に言うと「売買が多くて、取引しやすい」こと。

学生
学生

取引しやすいって、どういうことですか?

ジャーナリスト
ジャーナリスト

たとえば、買いたいときに買えない/売りたいときに売れないと困るよね。
売買が集まっている市場ほど、相手が見つかりやすい。

  • 注文が多い → 板が厚くなりやすい
  • 相手が見つかる → 約定しやすい
  • 極端な値飛びが起きにくい(傾向)
+1メモ(流動性=スプレッドの話

流動性が高いと、買値と売値の差(スプレッド)が小さくなりやすく、指値が刺さりやすい傾向があります。
逆に板が薄いと、少しの注文で価格が動きやすいので「思ったより不利な価格で約定した…」が起こりやすいです。


まとめ(要点)

  • 東証は日本の中心的な取引所で、株の売買が成立する舞台
  • 役割は「売買の場」だけでなく、ルール・公平性・情報開示を支えること
  • 売買が集まりやすい(流動性が高い)ほど、取引はしやすい傾向
  • 次回は東証の市場区分(プライム等)を整理して、銘柄の見方につなげる

補足
「東証って何?」が分かると、“株を買う”という行為が、ただのアプリ操作ではなく「ルールのある市場に参加している」ことだと腑に落ちます。
次回は、東証の中のプライム/スタンダード/グロースを、初心者でも迷子にならない形で整理します。

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