!個人的に気になる銘柄を勝手に注目株として情報の整理
- 注目の理由:小型×配当水準が読みやすい(ただし外部環境で利益が動きやすい)
- 今日やること:「本業」と「一過性(特別要因)」を分けて、配当の“継続性”を見える化
1. 会社概要:アミファはどんな会社?
1-1. 一言でいうと
日用品・雑貨(文具、ラッピング、小物など)を「企画」して、国内外で「調達」し、販売先へ「提案・供給」する会社。
お店(小売)ではなく、“裏方”としてモノを流すイメージです。
参照:[10]
1-2. どこが投資ポイント?
- 粗利:円安・原価上昇でも価格転嫁できるか(=粗利率が守れるか)
- 回転:「ヒット→定番化→繰り返し」ができるか
- 配当:利益だけでなく、キャッシュ(CF)が伴っているか
2. 投資目線の見える化
※数値は「記事作成時点(2026.1.17)の情報」です(株価は日によって変わります)。
| 項目 | アミファ(7800) | メモ(長期保有の見方) |
|---|---|---|
| 株価(終値) | 678円 | “小型×低位”で値動きは荒くなりやすい |
| 配当(会社予想) | 26円 | 配当は「続くか」を最優先で見る |
| 配当利回り(会社予想) | 3.83% | あなたの条件(3.0%超)に合致 |
| PER / PBR(目安) | 約5倍 / 約1倍 | 割安に見えても「一過性利益」混入に注意 |
| 自己資本比率(直近) | 58.3% | 財務は厚め。長期の安心材料 |
| 現金同等物(直近) | 約8.42億円 | 配当の“耐久力”を裏付けやすい |
| 営業CF(直近) | 約5.28億円 | 利益が出てもCFが弱いと配当は続きづらい |
3. 直近の状況(実績→会社予想)
3-1. 業績(ざっくり比較)
| 項目 | 2025/9期(実績) | 2026/9期(会社予想) | 投資目線メモ |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 88.42億円 | 90.00億円 | 成長より「安定して回せているか」を見る |
| 営業利益 | 2.70億円 | 2.75億円 | 本業の地力。ここが崩れると評価が変わる |
| 経常利益 | 2.39億円 | 2.60億円 | 為替や調達コストの影響が出やすい |
| 当期純利益 | 1.94億円 | 4.00億円 | “一過性(特別要因)”が混ざる可能性 |
参照:[2]
4. 【重要】2026年は“見かけの利益”が伸びやすい
4-1. 何が起きる?(一過性の要因)
2026/9期は、本社移転に伴う収入(特別利益)が見込まれています。
つまり、純利益が大きく見えても「本業が伸びた」とは限らない、という状態になりやすいです。
参照:[4]
4-2. 正規化EPS(平常時EPS)の作り方
考え方はシンプルです。
正規化EPS =(予想純利益 − 一過性の純利益影響)÷ 発行株式数
- 一過性(特別利益・特別損失)の“純利益への影響”が確定したら、それを引いて「平常時」を作ります。
- 確定前の段階では、“経常利益”を中心に見るのが安全です。
4-3. ざっくりの見方
- 短期の見かけ:純利益(予想)が大きい → EPSも良く見えやすい
- 長期の本質:営業利益・経常利益が維持できるか → 配当の継続性につながる
5. ざっくり競合比較
※同じ“雑貨・文具・生活関連”文脈の銘柄を並べています。数値は作成時点のスナップショットです。
| 銘柄 | 株価(終値) | 配当利回り(会社予想) | 時価総額 | 立ち位置(ざっくり) |
|---|---|---|---|---|
| アミファ(7800) | 678円 | 3.83% | 約21.9億円 | 小型:企画×日用品・雑貨 |
| トランザクション(7818) | 1,163円 | 2.58% | 約669億円 | 企画雑貨:多カテゴリで拡張 |
| シモジマ(7482) | 1,415円 | 3.82% | 約334億円 | 包材・店舗用品:卸+小売/FC |
| キングジム(7962) | 828円 | 1.69% | 約260億円 | 文具・オフィス:定番ブランド |
6. 100円ショップ業界の追い風/逆風って?

学生
100円ショップって、円安だとキツそうですよね…。
アミファみたいな会社は、どう影響しますか?

ジャーナリスト
うん、基本はキツい。円安=仕入れコストが上がりやすいし、物流費も波がある。
だから見るべきは「値上げ(価格転嫁)」と「商品入れ替え」。

ジャーナリスト
粗利率が守れているか、それが一番わかりやすいサインだよ。
もし粗利が耐えていて、配当も続くなら、長期目線で“候補”に残しやすい。
7. 2026年の見通し(外部環境×アミファの影響)
7-1. 業界動向(雑貨・日用品)
- 節約志向が強いほど、ワンプライスの需要は底堅い
- 一方で、円安・原価高で「100円の壁」が効きやすい
- “プチプライス(100円超)”に寄せられるかが分岐点
7-2. 世界・日本の外部環境の影響
- 為替(円安):調達コスト上昇 → 粗利率に出る
- 物流(海運/倉庫):納期・コスト → 欠品/機会損失リスク
- 原材料(樹脂・紙など):値動き → 商品単価の見直しが必要に
- 国内消費:可処分所得の弱さ → “雑貨の買い足し”が鈍る局面も
8. リスク(長期保有で先に知っておきたい)
- 一過性利益の剥落:2026は“見かけ”が良く見えやすい → 正規化して見る
- 円安・物流のブレ:粗利率が崩れると配当の安全度も下がる
- 希薄化:自己株式処分などがあるとEPSが薄まる可能性
9. 私のチェックリスト(次の決算でここを見る)
チェック項目(長期保有のための監視ポイント)
- 粗利率:円安でも守れているか
- 営業利益:本業が痩せていないか
- 営業CF:利益と一緒にキャッシュも増えているか
- 配当方針:維持/増配の優先度は高いか
- 一過性:特別利益・特別損失の確定額(純利益への影響)
10. まとめ(わたしの“判断軸”)
- アミファは“小型×配当水準”が読みやすい一方、外部環境で利益が動きやすい
- 2026は一過性(特別要因)が入りやすいので、正規化(平常時)で見る
- 長期なら「粗利率・営業利益・営業CF・配当方針」を軸に“候補に残すか”判断
※本記事は情報整理であり、売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身でお願いします。
参照元・参考サイト
本文中の [数字] は参照リンクです。クリックで該当の参照元に移動します。
- Yahoo!ファイナンス:アミファ(7800) (株価・配当・利回り・指標などのスナップショット確認) ↩
- アミファ:2025年9月期 決算短信(PDF) (実績・会社予想の数値、CF、自己資本比率など) ↩
- アミファ:2025年9月期 決算説明資料(PDF) (補足資料・事業の説明) ↩
- アミファ:本社移転および特別利益の計上に関するお知らせ(PDF) (特別利益など一過性要因の確認) ↩
- アミファ:(経過開示)第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ(PDF) (希薄化要因になり得る開示の確認) ↩
- Yahoo!ファイナンス:トランザクション(7818) (競合比較:株価スナップショット) ↩
- Yahoo!ファイナンス:シモジマ(7482) (競合比較:株価スナップショット) ↩
- Yahoo!ファイナンス:キングジム(7962) (競合比較:株価スナップショット) ↩
- 株探:アミファ(7800)業績・決算情報 (業績・配当などの補助確認) ↩
- アミファ公式IR (IR全体の入口) ↩
※本記事の数値(株価・利回り等)は、上記サイトの「記事作成時点」の情報を参照しています。

